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公認会計士は食えないのか?働き方などによる年収の違いを徹底検証
世の中には様々な職種があり、職種によって年収も大きく異なってきます。そんな数多くある職種の中で公認会計士の年収では食えないと言われています。
ですが、公認会計士として働き続ける人がいる以上、一概に食えないとも言えないかと思います。
そこでこの記事では、実際に公認会計士は食えないのか、公認会計士の平均年収や、同じ公認会計士でも働き方によって年収は違うのかなど、公認会計士の年収について検証していきます。
目次
公認会計士の平均年収は
まず公認会計士の平均年収はおよそ800万円と言われています。
公認会計士には、大手監査法人や事業所への就職やコンサルティング会社への就職や独立など様々な働き方があり、それぞれで平均年収も違ってきます。
ですが、どのような働き方であったとしても一般的なサラリーマンに比べて平均年収も高くなっており、公認会計士が食えないという結論には至りません。
これは、公認会計士が医師・弁護士と並んで3大国家資格と言われるほど難易度の高い資格になっていて、それによって平均年収も必然的に高くなってきています。
確かに今後はAIの時代になっていくので公認会計士の資格を持っているだけでは食えないことが増えるかもしれません。
ですが、公認会計士の資格を持つということだけでも困難ですので、簡単になることもできないので資格を持つことで優位になることは可能となっています。
公認会計士の働き方による年収
次に先ほど紹介した公認会計士の様々な職種ごとの年収について紹介していきます。
公認会計士の働き方として一般的なのが、大手監査法人・事業所への就職・コンサルティング会社への就職・独立しての起業が挙げられます。
大手監査法人の年収
1つ目は大手監査法人への就職です。
大手監査法人への就職とは、EY新日本・トーマツ・あずさ・PwCあらたの4大監査法人への就職となり、入社してから働いた年数によってどんどん年収が上がってきます。
監査法人では、入社年数で昇格していき入社8年目頃にはマネージャーに昇格することができ、その頃には年収1000万円ほどになり、15年目頃には最高位に達し年収も2000万円以上と言われています。
公認会計士に中でも特に年収の高い就職先となっているので、公認会計士になって大手監査法人に就職することは公認会計士が目指す道と言われています。
事業会社で働いた時の年収
2つ目は事業所に就職した場合です。
事業所とは大手監査法人とは別の一般的な会社へ入社することで、ほとんどの公認会計士がこの道を進むことになります。
一般的な事業所に勤める場合には、事業所ごとに求められる役割も変わってきます。
一般的に求められるのは、監査の準備やアドバイスや会計の知識などですが、事業所によっては公認会計士じゃなくてもできることを求められる場合もあります。
そして事業所で働く公認会計士の平均年収ですが、30代前半には年収1000万円に達することができます。
コンサルティング会社での年収
3つ目はコンサルティング会社への就職です。
コンサルティング会社では、顧客の抱える問題について相談に乗って解決するためのアドバイスや支援を担っていきます。
企業が抱える悩みの中でもM&Aや上場など多額の資金を必要とした悩みを解決していくので、企業がどのようにして資金調達をしていけばいいのかをアドバイスしていきます。
コンサルティング会社で働くことは、通常の監査法人よりも報酬が高く、大手監査法人には及びませんが、一般的な事業所よりも平均年収は高く1500万円と言われています。
また、平均年収が高いだけでなく、様々な企業と一体になっていく業務ですので、監査法人以外にも働き場所を見つけることができます。
そして、将来的にはAIによる演算などで公認会計士の仕事が減り、食えない人も増える可能性も少なくありませんが、コンサルティングは人の知恵を必要としますので、AIの時代になっても無くなることのない業務と言われています。
独立した時の年収
最後に公認会計士として独立する場合です。
当然独立すれば能力に応じた報酬を得ることができるので、平均年収も高くなり3000万円と言われています。
ただし、公認会計士になったばかりの時に独立してところで、企業へのコネや能力も低く成功する確率は極めて低くなってしまい、食えない仕事になる可能性もあります。
そのため、公認会計士として独立する人は、今までに公認会計士として活躍してきてある程度スキルとコネを蓄えてから独立するのが望ましいと言われています。
また、仮に独立に失敗しても年収やポジションに拘らなければ監査法人への再就職も難しくありません。
まとめ
今回は、公認会計士は食えないという噂は本当なのか検証してきました。
確かに将来的にはAIによって働き方が変わってくるかもしれません。働き方が変わることによって当然年収にも影響は出てくるでしょう。ですが、AIでは成し得ないことができるのが人間の知恵となっていますので、一概に公認会計士では食えないということにはなりません。
公認会計士として働きながら様々な知識や人脈を作ることで、これから先も公認会計士として食っていくことは可能ですので、様々な知識やたくさんの人脈を広げていきましょう。
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