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簿記の資格を取りたい!何からやるべきかすぐにわかる
簿記の資格は、経理だけでなくさまざまな仕事で役に立ちます。
そのため、キャリアアップのために簿記の資格を取りたい!という人はたくさんいます。しかし、何から始めたらよいのか勉強方法がわからないという人も少なくないのです。
今回は、簿記の資格を取りたい人のために、勉強方法や勉強のコツについて解説していきます。
目次
何から始めていいかわからない人は簿記の基本的な勉強方法を理解しよう
簿記の勉強といっても、最初は何から始めたらよいかわからないものですよね。そんな初心者の方は、まず簿記の全体像をつかむところから始めましょう。
基本的な勉強方法としては、簿記のしくみ・全体像をイメージできる状態で、知識をインプットして、ひたすら反復練習に励むという方法がおすすめです。
以下にて詳しく解説していきます。
まずは簿記の全体像・しくみを理解すること
簿記の勉強は、「習うより慣れよ」「考えるより手を動かせ」といわれがちです。
しかしこれは、少なくとも簿記の全体像やしくみを知って、イメージできる状態でやらないと、後で苦労することになります。そのため、始めに簿記とはどういうしくみのものなのか、全体の流れをしっかりと頭に入れてください。
簿記のテキストの中で、簿記の一連の流れやしくみに関する解説が記載されているところがあったら、まずはそこから勉強を始めるとよいでしょう。
くり返し簿記の問題を解いて練習すること
簿記の全体の流れを頭に入れたら、知識のインプットとアウトプットを1セットにして、簿記の勉強を進めていきます。
どういうことかというと、知識を入れたらすぐに例題を解くということです。
インプットの段階では内容をよく理解できていなかったとしても、例題を解いてみることで理解が深まります。それでもあまりピンと来ないこともあると思いますが、さらにもう1問解いてみることで、感覚をつかめることもあります。
このように知識をインプットする段階でも、必ず例題を解きながら理解していくわけです。
そして勉強の終盤には、ひたすら良質な問題を解くようにしましょう。
良質な問題とはどのような問題なのかというと、過去問や最新の予想問題です。
3級までは、たとえ知識が浅かったとしても、過去問や予想問題をやりこんでいるとかなり問題が解けるといわれています。
つまり、「習うよりも慣れる」ということですね。簿記の勉強では、くり返し問題を解いて練習をすることが合格への近道となります。
簿記の勉強はスケジュール管理も大切
簿記の資格を取りたいという人は、仕事や家事の合間を縫って勉強する人も多いため、スケジュール管理が大切になってきます。
しっかり勉強時間を確保し、無理のない勉強計画を立てましょう。
勉強時間の確保
仕事や家事を行っている人は勉強できる時間も限られてきます。仕事をしている人は帰宅後になったり、家事をしている人は隙間時間になったりするでしょう。
まずは「自分が1日にとれる勉強時間はどれくらいあるのか」を把握してください。
そのうえで、いつまでに何をやるのか具体的な計画を立てていきましょう。
無理のない勉強計画
どうしても、忙しい人ほど無理な勉強計画を立てやすい傾向にあります。
短い時間で勉強しなくてはいけないという焦りもあるのだと思います。しかし、必ずしも計画通りに勉強が進むとは限りません。
そのため、勉強計画にはある程度ゆとりをもたせましょう。
1週間に1日、勉強の予定を入れない予備日を作っておくことをおすすめします。
万が一、急用や体調不良などで勉強時間が確保できない日があったとしても、1日予備日を設けておけば安心です。
完璧を目指さずモチベーションを維持
簿記の勉強に挫折することなく継続するためには、モチベーションの維持が必要不可欠です。そのためにも、ぜひ楽しみながら勉強をしてください。
新しいことを学ぶ楽しさ、数字がピタリと合ったときのおもしろさ、電卓をたたく音の心地よさなど、楽しみ方は人それぞれです。とにかく楽しんで勉強することが大切です。
また、モチベーションの維持のためには、完璧に理解することを目指さず、少し緩めに勉強することをおすすめします。
実は簿記というのは奥が深く、1つのことを完璧に理解しようとすればするほど、つまずいてしまいがちです。前述のとおり、インプットの段階で完璧に理解できなくても練習問題を解きながら理解を定着させていけばよいので、その都度自分に完璧を求めなくても大丈夫なのです。
そしてもう1つ、簿記の資格を取得することをゴールにするのではなく、簿記の資格を取った後の、なりたい自分をイメージしてみてください。
なりたい自分を目指して勉強すると、モチベーションがぐっと上がります。
自分に合った簿記の勉強方法を選択しよう
簿記の勉強方法は大きく分けて2つ、独学で学ぶ方法とスクールで学ぶ方法があります。
独学のメリットは、なんといってもスクールと比べてかかるお金が少なくて済むというところです。しかし、独学の場合は、どうしても勉強の効率が悪くなってしまうというデメリットがあります。そのため、独学で勉強する場合は、スクールで学ぶよりも時間がかかると思っておいた方がよいでしょう。
また、独学の場合は自分自身で教材選びをしなくてはいけません。
必要な教材は、テキストと過去問題集です。教材を選ぶ際、少しでも安く済ませようと思うかもしれませんが、中古の教材を使っての勉強はやめておきましょう。
どのような教材を選んだらよいのかというと、人気のシリーズの最新版を選ぶのがおすすめです。なぜなら、情報が新しくてクオリティにも信頼性があるからです。
人気のない教材は、それだけクオリティが低いと考えられますし、古い教材は法改正などがあった場合に対応できません。
その点、独学ではなくスクールで学ぶ方法を選ぶと、常に最新の情報を得ることができ、クオリティの高い教材がすでにそこにあるので安心です。
効率重視ならスクールで集中して勉強
効率重視で簿記の勉強をしたいのであれば、やはりスクールがおすすめです。
独学と比べるとお金はかかるかもしれませんが、スクールを利用すれば教材を選ぶ手間も、新しい情報を自分で取りに行く手間もなく、授業を受けることで短い時間で理解することが可能になります。
授業には、最新の傾向と対策が凝縮されているため、効率的に勉強することができます。それに、わからないことがあればすぐに質問できるというのも大きなメリットといえるでしょう。
また、一人で勉強するよりも同じ目標を持った人たちと勉強する方が、モチベーションも維持しやすいといえます。忙しい社会人の方などには、効率的に集中して勉強できるスクールを選ぶ方がおすすめです。
まとめ
ここでは、簿記の勉強をしたいけれど、何から始めたらいいかわからないという方に向けて、勉強方法や勉強のコツなどをご紹介しました。
おさらいすると、簿記の勉強のポイントは次の5つです。
・簿記のしくみや全体像をイメージできるようにすること
・習うより慣れよ!問題を解きまくって反復練習すること
・ゆとりのある勉強計画&スケジュール管理
・楽しみながら緩めに勉強することでモチベーションを維持
・効率的に勉強するならスクールがおすすめ
ぜひこれらのポイントを参考にして、簿記の資格取得とその後のなりたい自分を目指して勉強を始めてみましょう。
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