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公認会計士になるにはどうすればいい?道のりや向いている人とは

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公認会計士をいう職業を知り、目指したいと思うけれど、そもそも公認会計士になるにはどうすれば良いのか全くわからないという方は少なくありません。公認会計士になるにはいくつかの条件を満たす必要があるのです。ここでは、公認試験になるにはどういった道のりを歩んでいくべきなのか、また公認会計士に向いている人や試験を突破するためのポイントについてご紹介します。

公認会計士になるには

公認会計士を名乗るためには次のステップを踏んでいくことになります。公認会計士になるには必要なことなので、基本をしっかりとおさえておきましょう。

試験に合格しなければならない

公認会計士になるためには、まず試験に合格しなければなりません。一般的に公認会計士の試験は難易度が高いと言われています。試験は短答式試験、論文式試験の2種類で、短答式は年2回、論文式は年1回挑戦することが可能です。管理会計論、財務会計論、監査論、企業法、租税法の必須科目に加え、経済学、経営学、統計学、民法の選択科目から1つを選び受験します。

合格したら就職活動

通常、試験の合格発表は11月中旬になるのですが、監査法人の内定は12月の初旬には出されるため、監査法人に勤めたい人の就職活動期間はとても短いので注意が必要です。合格者の多くが監査法人に就職していますが、公認会計士が集まった組織を監査法人といいます。

日本公認会計士協会への名簿登録

試験に合格したからといって、すぐに公認会計士を名乗れるわけではありません。公認会計士を名乗るためには、日本公認会計士協会に名簿登録を行う必要があります。
合格の前後は問いませんが、2年間以上の業務補助を行い、更に合格後に通常3年間はかかる実務補習所での講習を受講し、必要な単位を取得してから修了考査とよばれる実務補習の修了試験を受けて合格する必要があります。修了考査を合格して初めて名簿登録ができ、ようやく公認会計士を名乗ることが可能なのです。

公認会計士に向いている人

公認会計士になるには、自分が向いているのかどうか気になる方も多いでしょう。どんな人が公認会計士に向いているのかご紹介します。

経営に興味がある人

公認会計士として携わることが多い監査という業務は、企業から提出された財務諸表を見て財務状況を検証する仕事です。担当企業に訪問して監査を行うことになるため、経営者の声を直接聞くことができるので、刺激の多い業務となるでしょう。このことから、経営に興味がある人が会計士に向いているといえます。

正義感の強い人

企業が作成した財務書類が正しいものであるかチェックするのが、公認会計士が行う会計監査です。不正が行われていないか厳密なチェックを行い、不審な点があれば指摘できる正義感の強い人は会計士に向いています。

最大関門の公認会計士試験を突破するためのポイント

公認会計士になるには試験に合格し、条件を満たした上で名簿登録する必要があると先述しました。しかし、名簿登録するための修了考査は試験に比べると難易度は低いため、最大の難関は試験だといえます。では、どのように挑むことで試験を突破できるかについてご紹介しましょう。

継続することが大切

公認会計士の試験勉強を行う上で問われるのが、「勉強を継続する力」です。試験範囲が広く、たくさんの知識と応用能力が求められるため、学習の計画をしっかりと組み、途中で諦めることなく最後までやり遂げる継続する力があれば、突破できない試験ではありません。

効率的な勉強には予備校がおすすめ

独学で勉強して試験を突破している方もいますが、効率的に勉強を進めていきたいと思っている方には予備校の利用がおすすめです。予備校のカリキュラムや教材には、出題の可能性が高い問題が抑えられています。理解しやすい内容となっているため、効率的に勉強を行いたいのであれば予備校がおすすめです。

公認会計士になるには多くの勉強時間が必要となる

公認会計士になるにはどうすれば良いのかについて、公認会計士と名乗れるようになるまでの道のりや向いている人をご紹介してきました。
試験は難易度が高いといわれており、突破するためには多くの時間を勉強に割り当てる必要があります。しかし、大変な時間を乗り越えて試験に合格すれば、公認会計士は確かな社会的地位が約束された、やり甲斐のある仕事となることでしょう。公認会計士になるには、地道な努力を積み重ねることが何よりも大切なのです。

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