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税理士試験合格に必要な勉強時間|どれくらい勉強すればよいの?

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「税理士試験の合格までに、どれくらいの勉強時間が必要なのだろう?」と感じていませんか。ある程度の目安がわからないと、踏ん張りがききませんよね。お困りの方のために、一般的な目安といわれている勉強時間を紹介します。以下の情報を参考にすれば、計画的に勉強を進められるはずです。

税理士試験の総勉強時間はどれくらい?

税理士試験合格に必要な勉強時間はケースで大きく異なります。人により基礎知識や受験科目が異なるからです。税理士試験の受験科目と必須科目、選択科目は以下の通りです。

科目名 備考
必須科目 会計学 簿記論
財務諸表論
選択科目 税法
所得税 いずれか1科目は必須
法人税
相続税法 税法のなかから3科目に合格
消費税法
酒税法
国税徴収法
固定資産税
事業税
住民税

会計学の簿記論・財務諸表論、税法の所得税、法人税のいずれかひとつ、税法9科目の中から3科目(選択必修で選んだ所得税・法人税のいずれかを除く)に合格すれば、税理士試験合格となります。

総勉強時間は3000時間程度

税理士試験合格までに必要な勉強時間は、3000時間程度と考えられています。あくまでも目安なので、実際に必要な時間は人により大きく異なります。

税理士試験の科目別勉強時間の目安

税理士試験各科目の合格に必要な勉強時間はどれくらいなのでしょうか。一般的な目安とされている勉強時間は以下の通りです。

科目名 勉強時間
会計学 簿記論 400~500時間
財務諸表論 400~500時間
税法 所得税 600~700時間
法人税 600~700時間
税法 相続税法 400~500時間
消費税法 250~350時間
酒税法 100~200時間
国税徴収法 100~200時間
固定資産税 200~300時間
事業税 200~250時間
住民税 200~250時間

 

最も勉強しなければならないと考えられているのが、選択必須科目である所得税と法人税です。それぞれ、600~700時間の勉強が必要とされています。反対に、合格までの勉強時間が最も少ないとされているのが、酒税法と国税徴収法です。それぞれ、100~200時間程度の勉強で合格できる可能性があると考えられています。科目により、必要とされる勉強時間は大きく異なります。

効率的に勉強を進めるための学習計画のポイント

税理士試験に合格するには、膨大な勉強時間が必要です。効率よく勉強を進めるため、以下の点に注意しましょう。

2~3年単位で勉強計画を立てる

よほどの経験や実力がないと、1年で5科目に合格することは難しいと考えられています。経験や実力が不足している方は、2~3年で5科目に合格する計画を立てましょう。1年で5科目に合格する計画を立てると、全科目で不合格になってしまうかもしれません。

勉強の順番を考える

勉強の順番を考えることも重要です。基本的には、簿記論・財務諸表論(会計学)を学び、基礎を作ってから税法へ進む流れになります。会計学から受験しなければならないなどのルールはありませんが、会計学で基礎を学んでいないと税法の理解が進まない恐れがあります。

科目の組み合わせを考える

選択科目の組み合わせを考えることも重要です。試験範囲が重複する科目を選択すれば、効率よく勉強を進められます。例えば、所得税と住民税は重複する部分が多い科目として知られています。

税理士試験の勉強時間は人により大きく異なる

税理士試験の合格に必要な勉強時間は、人により大きく異なります。基礎知識や選択科目に差があるからです。一般的な目安は3000時間程度といえるでしょう。膨大な時間を要するため、計画的に勉強を進めることが重要です。1年で5科目に合格することは難しいとされているので、2~3年計画で勉強を進めましょう。勉強する科目の順番、科目の組み合わせを考えることも欠かせません。勉強時間が気になる方は、効率の良い勉強をサポートしてくれる予備校や通信講座を利用することもできます。

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