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税理士試験の難易度はどれくらい?合格率を他資格と比較しつつ紹介

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税理士試験を受験する前に、難易度を把握しておきたいと考えていませんか。難易度がわからなければ、勉強量なども見通せませんよね。このページでは、税理士試験の難易度と合格率を紹介しています。以下の情報を参考にすることで、試験の難しさをつかめるはずです。税理士試験を受験する前に確認しておきましょう。

税理士試験の難易度はどれくらい高い?

税理士は、税務代理・税務書類の作成・税務相談などを行う税金の専門家です。試験の難易度は高いのでしょうか。

司法書士試験と同レベル

税理士試験の難易度は、司法書士試験と同レベル程度と考えられています。司法書士試験の難易度は、超難関レベルです。よって、税理士試験の難易度も超難関レベルとなります。税理士とよく似ている資格として、公認会計士が挙げられます。公認会計士試験も税理士試験と同じ超難関レベルですが、難易度は税理士試験よりやや高いといわれています。ちなみに、公認会計士(公認会計士になる資格を有する方を含む)は、税理士になる資格を有します。残念ながら、税理士は公認会計士になる資格を有しません。

税理士試験が難しい理由

税理士になるには5科目に合格する必要があります。難易度の高い5科目に合格しなければならないので、超難関レベルとされているのです。また、各試験は選択式ではなく記述式です。運よく正解とはならない点も、難易度を高めている理由といえます。

税理士試験の合格率はどれくらいか

難易度を測るときに参考になるのが合格率です。税理士試験の合格率は以下の通りです。

科目 令和元年度(第69回) 平成30年度(第68回)
税理士試験 18.10% 15.30%
簿記論 14.80% 14.20%
財務諸表論 13.40% 29.60%
所得税法 12.30% 13.00%
法人税法 11.60% 12.10%
相続税法 11.80% 12.10%
消費税法 10.60% 13.30%
酒税法 12.80% 12.20%
国税徴収法 10.70% 11.60%
住民税 13.50% 14.30%
事業税 11.00% 11.90%
固定資産税 14.90% 13.30%

 

各試験の合格基準は60点以上です。直近2回の合格率を見る限り、必須科目である会計学(簿記論・財務諸表論)の合格率はやや高いといえるでしょう。

独学では難しい?

税理士試験の難易度はかなり高いといえます。独学でも合格することはできるのでしょうか。

かなり難しいといわざるを得ない

税理士試験に独学で合格することはできますが、かなり難しいといわざるを得ません。主な理由として以下の点が挙げられます。

・通常、2年以上かけて合格を目指すので学習計画を立てづらい
・詳しい知識がないと最適な選択科目を選びづらい
・長期間にわたりモチベーションを維持し続けることが難しい
・テキストを読んでもわからない部分を自分で調べなければならない
・毎年行われる法改正に自分で対応しなければならない

税理士試験に合格するために必要な勉強時間は3000時間程度といわれていますが、独学だとさらに時間がかかると予想されます。

効率よく勉強したい場合は予備校の利用がおすすめ

独学で合格する自信がない方は、予備校を利用するとよいでしょう。最大のメリットは、税理士試験の専門家が、出題傾向を踏まえたうえで丁寧に指導してくれること。法改正に対応してくれる点も見逃せません。以上のほかでは、同じ目標を掲げた仲間ができるので、モチベーションを維持しやすい点もメリットといえるでしょう。

税理士試験の難易度は高い!予備校の利用を検討しましょう

税理士試験は超難関レベルの資格です。難易度は司法書士試験と同レベルと考えられています。最近の合格率は15%前後ですが、1年で合格している方はほとんどいません。実際の難易度は、合格率から受ける印象よりも高いと考えるべきでしょう。残念ながら独学で合格することはかなり難しいと考えられています。労力や勉強時間を減らしたい方は、予備校の利用を検討してみてはいかがでしょうか。税理士試験の専門家が合格にフォーカスした指導を行ってくれるので、労力、勉強時間とも大幅に減らすことができます。

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