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女性税理士の割合|女性ならではのメリットと働き方も解説

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女性が税理士を目指すうえで気になるのが働きやすさです。働きやすさに大きな影響を与えるのが、女性税理士の割合ではないでしょうか。このページでは、女性税理士の割合と女性が税理士として働くメリット、女性税理士の働き方などを解説しています。税理士を目指している方は参考にしてください。

女性税理士の割合はどれくらい?

令和元年度における税理士の人数は78,795人です。うち女性が占める割合は、14%程度とされています。つまり、78,795人中11,000人程度が女性と考えられるのです。女性の割合が高い資格とはいいづらいですが、女性の人数、割合は増加傾向にあります。時間の経過とともに、女性税理士の割合は増えると予想できます。

出典:国税庁:税理士制度

女性が税理士になるメリット

続いて、女性が税理士として働くメリットを紹介します。

実力主義

職場により環境は異なりますが、税理士の世界は基本的に実力主義です。女性という理由で、待遇などで差別されることはありません。資格を取得すれば、実力に見合った評価を受けられると考えられます。

働き方を選べる

税理士の働き方は多様です。税理士事務所に勤務すること、自分で税理士事務所を開業すること、一般企業で働くことなどができます。ライフプランに合わせて働き方を選べる点も魅力です。

ライフスタイルに合わせた働き方を実現しやすい

ライフスタイルに合わせた働き方を実現しやすい点も見逃せません。出産や育児などで一時的に仕事を離れても、税理士資格を持っていれば復職しやすいといえるでしょう。

生涯現役も可能

税理士事務所などを開業すれば、年齢を気にせず働き続けることも可能です。65歳以降も税理士として活躍できます。

一定のニーズを見込める

クライアントの中には、できれば女性税理士に相談したいと考えている方がいます。まだ割合が高くない「女性税理士」を、セールスポイントにすることもできます。

女性税理士の働き方やキャリアプラン

女性税理士の働き方にはさまざまな選択肢があります。主な選択肢として挙げられるのは以下の3つです。

・税理士法人や税理士事務所で勤務
・税理士資格を活かして一般企業で勤務
・税理士事務所などを開業

それぞれの特徴は以下の通りです。

税理士法人や税理士事務所で勤務

勤務先の規模などにより仕事内容は大きく異なります。基本的には規模が大きいほど取引先の規模も大きくなります。ただし、規模が大きければよいというわけではありません。規模が小さい税理士事務所などは、さまざまな業種のクライアントと取引を行う傾向があります。よって、さまざまな業種の税務を学べます。また、1人当たりの業務範囲も広くなる傾向があります。将来的に独立開業を目指したい場合は、規模が小さな税理士事務所などの方が勉強になることもあるようです。

税理士資格を活かして一般企業で勤務

税理士が一般企業で働く場合、仕事内容は勤務先により大きく異なります。企業内で税理士の仕事を行う場合もあれば、税理士の知識を活かしつつ他のスタッフと同じように働くこともあります。実際の働き方を理解したうえで、勤務先を選ぶことが重要です。

税理士事務所などを開業

基本的には、税理士法人や税理士事務所などで経験を積んでから独立することになります。税理士事務所などで下積みする理由は、独立に必要な知識やスキルを身に着けられるからです。もちろん、一般企業で勤務したのち独立することもできます。メリットは一般企業の実情を深く理解できること、デメリットは税理士としての経験が不足しやすいことです。以上のほかでは、税理士資格取得後すぐに独立することもできます。ただし、知識・経験とも不足している状態なので、思うようにクライアントを獲得できない可能性はあります。

女性税理士という肩書は自分だけの強みになるかも

女性税理士の割合は14%程度と考えられています。増加傾向にあるものの、多いとはいえないでしょう。税理士の世界は実力主義なので、女性だからといって不利益を被ることは基本的にありません。クライアントの中には女性に相談したいと考えている方がいます。よって、女性であることが強みになる可能性はあります。以上のほかにも、ライフスタイルに合わせた働きを実現しやすい、独立を目指せるなどのメリットがあります。女性にとっておすすめの資格といえるかもしれません。

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