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行政書士になるにはどうする?ルートや進路選択のポイントを紹介

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官公署に提出する書類を中心に、権利義務や事実証明に関する書類を作成することで、街の法律家として各地で活躍しているのが行政書士です。ここでは行政書士になるには、どのようなルートや資格を取得するための進路選択のポイント、行政書士試験に向けた勉強を効率的に進めるためのおすすめの勉強方法についてご紹介します。

行政書士になるためのルート

一般的に、行政書士になるには国家試験に合格する必要があります。行政書士試験には受験資格が設けられていないため、年齢や性別、学歴などを気にせず、誰でも受験することが可能です。高校を卒業後すぐに試験に挑むことも可能となります。一般財団法人行政書士試験研究センターの発表によると、令和元年の最年少合格者は15歳の方です。
しかし、行政書士になるには試験に合格するだけが唯一の方法ではありません。行政書士になるためのルートについて、まずは一般的なものからご紹介します。

代表的なルート

高校や大学、専門学校などを卒業後に、例年11月の第2日曜日に年1回のみ行われる行政書士の国家試験に挑むのが代表的なルートです。仕事に就きながら試験の合格を目指す方もいます。

国家試験に合格したら、活動拠点を置く予定の都道府県にある行政書士会から、日本行政書士会連合会に名簿登録の申請を行うことが次のステップです。申請から登録までは時間がかかる場合もあるため、計画的に進めていきましょう。名簿登録が済んでいない場合は、行政書士としての独占業務を行うことができません。
行政書士の登録を行うためには、登録手数料や入会金などの登録料の他に月会費などを一括で支払う必要があるため注意が必要です。

登録手続きが完了し、都道府県の行政書士会に入会できたら、漸く行政書士として働くことができます。以上の流れが代表的なルートです。

その他のルートは?

行政書士になるには試験を受験せずになれる方法もあります。行政書士法によると以下に該当する方は行政書士として資格を登録することが可能です。

・弁護士の資格を有する者
・弁理士の資格を有する者
・公認会計士の資格を有する者
・税理士の資格を有する者
・公務員で行政事務を担当、または行政事務に相当する事務を担当した期間が、通算して20年以上になる者

残念ながら世の中そう甘くはありません。難関や最難関といわれる国家資格を持つ方、もしくは20年以上の実務経験がある方でないといけないのです。このため、一般的には先述した試験を受けるルートが選ばれています。

行政書士資格取得のための進路選択のポイント

資格を取得するための進路を選択する際のポイントについてご紹介します。

学校選び

短大や大学には、行政書士になるための学部や学科はありません。法学部や法律関連の学部や学科で、法律の知識を得ている方もいます。行政書士になるには、法律の知識を学ぶ必要があります。そのため、法律系の専門学校や、行政書士コースなどを設けている専門学校を選ぶのがおすすめです。

求められる人材とは

頻繁に改正が行われたり、新しい法律ができたりと、時代の変化に応じて法律も変わっていきます。そのため、行政書士は常に新しく正しい法律の知識を会得していく勤勉さ、好奇心を持ってどんな案件にでも誠実に向き合うことのできる柔軟な対応能力が求められます。

また、表立って活躍するような仕事ではないものの、依頼人とは直接会話を行う必要があります。依頼人のほとんどは法律に詳しくないことが考えられるため、専門用語を使わずに、いかにわかりやすく説明できるかといったコミュニケーション能力も必要です。

行政書士試験勉強を効率的に進めるには

試験合格を目指して勉強を進めていくにはどうすれば良いのでしょうか。効率的に勉強を進めたいのであれば、予備校を活用するのがおすすめです。テキストが届けば自宅で学ぶことが可能なので、仕事や育児で忙しい方でも開いた時間に勉強を進めることができます。予備校を選ぶ際にはコストパフォーマンスに注目すると良いでしょう。

時代の流れで変わる法律に対応していくことが大切

行政書士になるにはどんなルートを進めば良いのか、代表的なルートとその他のルート、進路選択のポイントや効率的に勉強を進めていくポイントについてご紹介しました。法律に関する知識が大前提となる行政書士になるには、時代の変化に応じて新しい法律知識を会得していく努力が必要です。

直接依頼人と顔を合わせて会話することが多いため、納得のいく働きができた場合には感謝の言葉を耳にすることがあります。その瞬間をやりがいとして仕事をしている方が多いのです。

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