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公認会計士の使命とは?仕事のやりがいと社会貢献度について

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公認会計士になるなら、職業会計人として果たすべき使命について知っておくことが大切です。
果たすべき使命を知ればただ業務をこなすだけでなく、社会の役に立っていることを実感しながら、会計人としての役割を忠実に果たすことができるでしょう。
資格取得を目指している方に向けて、使命と仕事へのやりがいについて解説していきます。

公認会計士の使命とは?

公認会計士の使命とは、次の5つに集約されます。

1:監査・会計の専門家であること

まず公認会計士とは、監査と会計の専門家としての役割を担っています。
狭い範囲内に集約されることなく、幅広い分野において会計を監査し、日本の経済活動を支えるべき存在です。

2:独立した公正・中立な立場であること

また、独立しており、公正・中立な立場であることも使命のひとつ。
監査を行っている企業からはもちろん、その他の団体からも独立して監査を行うことにより、公正性と中立性、信頼性を得る立場です。

3:会計情報の信頼性を確保すること

公認会計士の業務においては、会計情報の信頼性を確保することが最大の使命です。
会計情報とは企業の貸借対照表・損益計算書を始め、財務に関する幅広い情報のことを指し、中立的な立場から監査することで情報の信頼性を確保します。

4:投資家・債権者を保護すること

監査を行うだけでなく、投資家や債権者を保護することも役割と言えます。
対象となる企業は一般企業だけでなく、学校法人・公益法人・公会計の事業グループなども含まれており、企業に関わる投資家と債権者を保護する立場です。

5:経済発展に寄与すること

ご紹介してきた使命を統括すると、日本経済の発展に寄与することが最終的な使命と言えるでしょう。
公認会計士は公共の利益を守る立場にあり、監査証明を行うことにより、日本経済全体の発展に寄与することが使命となります。

公認会計士が行う仕事とそのやりがい

大きな使命を負う公認会計士が行う業務内容は、次のようにやりがいに満ちています。

監査業務

公認会計士にとって主な業務となるのが、企業における監査業務です。
監査意見の表明や財務情報の信頼性を確保することで、企業の財務を健全な状態に保ちます。
監査には「法定監査」と「法定監査以外の監査」「国際的監査」の3種類があり、国内に留まらず海外における株式上場企業への監査を行うことも。
会計監査を行えるのは公認会計士もしくは監査法人だけで、資格を持っているからこそ行えるやりがいのある業務です。

税務業務

税理士登録を行った公認会計士は、税務業務も行えるようになります。
税務に関する申告・不服申立・助言・国際税務支援などをメインとし、税務官庁との交渉も業務の範囲内です。

コンサルティング業務

企業に対して経営全般のコンサルティングを行います。
経営戦略に関する相談に乗ったり、システムの開発・導入に対する支援を行ったり、コンプライアンスに対する評価やコーポレートガバナンスの支援を行うことも。
企業をより健全で充実した状態に成長させられるよう、助言・支援を行うことも業務のひとつです。

組織内会計業務

さまざまな企業において、経理・財務・IR・プロフジェクト業務を行うこともあります。
企業内部においてカバーできない部分を支援することも、重要な役割のひとつと言えるでしょう。

重要な使命を担う公認会計士の活躍の場はさまざま

公認会計士は「日本の経済を発展させる」という重要な使命を担う職業であり、活躍の場はさまざまに用意されています。
代表的な業務である監査業務にはじまり、税務・コンサルティング・組織内会計業務など…。
業務内容が幅広い分、豊富な知識が必要とされますが、専門職としてのやりがいに溢れた仕事と言えます。

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