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MBAと中小企業診断士の違いは?

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経営のスペシャリストになりたいと本気で考えている人達が推奨される資格がMBAと中小企業診断士です。今回はこの2つの違いを資格の内容を解説しつつわかりやすく解説致します。

MBAと中小企業診断士について

会社の経営に携わる人というとこのMBAと中小企業診断士のどちらかが日本でも最高峰の人材として扱われておりますが、まずこの2つの資格は何なのかを知りましょう。

MBAは資格ではなく「学位」

MBAは「Master of Business Administration」の略で「経営学修士」とか「経営管理修士」という意味で紹介されます。いわゆる企業経営の実務家と言えますが、あくまでもこの資格は経営学の修士号であり「学位」なのです。国家資格ではありません。

中小企業診断士は「国家資格」

中小企業診断士は一次試験や二次試験を突破する必要がある国家資格です。仕事内容は主に中小企業の経営課題を見つけて解決する方法を助言するという立場になります。また、それらの問題提起及び助言のためにマーケティングやニーズの分析、そしてデータ解析といった仕事もできる必要があります。

MBAと中小企業診断士の違いについて

学位であるMBAと国家資格である中小企業診断士はそれだけでもちょっとした違いが見えてきますが、そのあり方以外にも大きな違いが存在します。

MBAと中小企業診断士の対象となる企業

MBAが主に扱う題材は中小企業ではなく大企業であり大企業が求めている人材教育も学位に含まれます。しかし、中小企業診断士はあくまでも対象は中小企業なので、対象となる企業が異なるのです。

MBAは中小企業診断士にはないスキルとして、具体的には「リーダーシップ」や「起業・新規事業構想」といったビジネスリーダーの立ち位置になる人材となりうるスキルを習得する必要があります。逆に中小企業診断士は「中小企業経営・中小企業政策」という中小企業に特化した能力が求められます。

資格取得にかかる費用

MBAは学位ということで取得するまでに約300万円の学費が発生します。国家資格である中小企業診断士はどれだけコストがかかるのかは資格勉強のスタイルによって大きく変わりますが、人によっては0円でも合格することができるでしょう。

自分の将来の姿から取得したい資格を選ぼう

MBAは大企業向け、中小企業診断士は中小企業向けと大きく分けることができますので自分の将来のなりたい姿を想定して資格取得に励みましょう。特に中小企業診断士は非常に難易度が高い資格となっていますので、取得する場合は本気で資格取得のための勉強をする必要があります。

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