中小企業診断士の将来性について

新型コロナウイルスの影響、AIによる仕事の略奪など将来に対して不安になるようなことばかりが起こっておりお先真っ暗と悲観してしまう人も多いでしょう。そんな人達が求めているのは将来性があるとはっきり言える資格です。今回は将来性が高いと言われている中小企業診断士について、ひたすら掘り下げます。 

中小企業診断士の将来性はどうなっているの？ 

様々な資格がある中、新型コロナウイルスやAIの加速度的な進化によって元々あった資格の優位性が薄れてしまうという状態が各所で噴出しています。はたして中小企業診断士の将来性はどうなっているのでしょうか。 

AIによる仕事が奪われる可能性は低い 

AIによって様々な仕事が奪われる状態が将来的に発生すると言われておりますが、中小企業診断士は事務作業やライン業務といったAIが代替できるような仕事ではありませんのでその確率はきわめて低いです。そもそも、中小企業診断士はその会社の状況や環境を理解しつつ経営戦略を臨機応変に練る必要がありますのでAIで代替できる仕事ではありません。 

今も未来も中小企業が大多数 

現代日本は企業の内99％が中小企業という数字が出ております。この数字は10年後も20年後も簡単に変わるモノではありませんので、それだけ中小企業診断士の仕事もなくなることは少ないと言えるでしょう。しかも、AIが代替として仕事をできるようなモノでもありませんので、将来性は抜群と言えます。 

AIに仕事を奪われる未来はないと断言できるのか？ 

単純作業から始まり様々な分野で食い込むと言われているAIですが、本当に中小企業診断士はAIに仕事を奪われないのでしょうか。今の仕事のありようと将来の日本のあり方から推察しましょう。 

一部の仕事はAIに切り替わる可能性はある 

AIが特に強い分野が数字です。数字を元にしたグラフの作成やニーズの分析といった分野は確実にAIが特化していきます。中小企業診断士もこういった仕事も業務の一部ですので、その分野ではAIに切り替わる可能性は高いでしょう。 

人との繋がりが必要な部分は代替不可能 

しかし、中小企業診断士は現場の声や管理している人達の声が重要であり、どんな悩みがあるのか気になる部分はどうなっているのかを知る必要があります。中にはそれらの状況や現場の声から言葉にされていない問題点を察する力が必要になるため、これはAIが代替することはできません。 

将来性は確実にあるのが中小企業診断士 

AIの台頭によって多くの人が仕事を奪われると言われておりますが、このようにAIが管理できず担当できない分野での仕事があるのが中小企業診断士です。そのため、将来性の高い資格を取得したいという人はこの資格を本気で狙う価値はあると言えるでしょう。