中小企業診断士の魅力とは？

世の中には大量の資格にあふれていますが、その資格の中で本当に仕事に役立つモノとして有効活用できるものは一握りとなっています。今回は会社という存在がある限り必要とされ続ける中小企業診断士という資格の魅力について記載して参ります。 

 中小企業診断士とはどんな資格なのか？ 

名前からなんとなくどんな資格なのかは想像できるでしょうが、具体的な仕事の中身までは想像しにくいのがこの中小企業診断士です。はたしてどのようなことを仕事にできる資格になっているのでしょうか。 

 経営コンサルタントの一種！ 

中小企業診断士はいわゆる経営コンサルタント系の資格に該当しており、中小企業の抱えている問題を分析して解決するためのサポートをする仕事に携わることになります。資格がなくてもアドバイザーとしてその仕事に勤しんでいる人ももちろんいますが、経営コンサルタントの国家資格としての立ち位置があるこの資格保有者はより専門的なアドバイスができる人として扱われます。 

「企業内診断士」と「独立診断士」の2種類がある 

中小企業診断士は大きく分けて一企業に勤務して自社のサポートに徹する「企業内診断士」と、企業や組織に属することなく様々な企業とコンサルタント契約を交わして複数の会社の経営診断を行う「独立診断士」がいます。現代日本では独立して活動している人は少なく「企業内診断士」が主体となっています。 

 中小企業診断士の魅力は何？ 

会社をサポートするという立ち位置に特化した存在が中小企業診断士という事がわかりました。この資格を保有することがどれだけ魅力的なことなのかを多角的な視点で確認して行きましょう。 

 全体割合の中小企業は99％ 

中小企業診断士の最大の魅力は対象となる中小企業が日本では99％と圧倒的に多いと言うことです。そのため、仕事には困りません。今の状況では手助けが必要となっている中小企業に対して圧倒的に中小企業診断士が足りていない状況になっていますので仕事がなくて困るという状態にはなりにくいのが魅力です。 

 独立すると高収入になる人も 

中小企業診断士は人との繋がりが大切であり、実績も兼ね備えている人ならば独立することで高収入の立場になる事も可能です。世間一般のサラリーマンよりも圧倒的な高収入になるというのも魅力の一つとなっています。 

将来性も高いが資格取得までが大変 

このように中小企業診断士は非常に魅力的な資格ではありますが、資格取得まで1000時間の勉強が必要と言われることもあるため、取得まではかなりの努力が必要になるでしょう。しかし、取得することができればそれだけで引っ張りだこな人間になりますので本気で狙う価値はあります。